前回に引き続き、都立小金井公園でのお散歩記事です。
園内を散策途中に、公園敷地内にある江戸東京たてもの園へ立ち寄りました。
江戸東京たてもの園は、東京の歴史的な建物を移築、保存をして展示することを目的で
江戸東京博物館(東京都墨田区)の分館として平成5年に開園したとのことです。
受付の方の丁寧な応対に気持ちが和みました。
そして、女性用トイレ鏡の前に嬉しい秋の味覚の演出がされていて二重のほっこり🌰
東ゾーン・西ゾーン・センターゾーン
に分かれています。まずは西ゾーンから歩いていきます。
田園調布の家(大川邸)
大正14年に大田区田園調布に建てられた住宅だそうです。大正時代からこのような立派な洋風の住宅を建てられる方というのは、いったいどのような職業の方だったのか、とても気になります🙄
残念ながら、コロナ感染拡大防止対策のため多くの建物内の見学が中止となっていました。仕方ないですよね。
ですが、気になる邸宅内の様子。。。
玄関口から一枚だけでもと思い撮ってみます。
前川國男邸
品川区大崎に昭和17年に建てられた住宅です。※東京都指定有形文化財
書斎でしょうかね。
建築の発展に貢献をした建築家のお宅だったそうです。
デ・ラランデ邸
何度か所有者が変わりながらも
1910(明治43年)~1910年(平成11年)まで新宿区信濃町に建っていたらしいです。
江戸時代後期に建てられた民家(三鷹市野崎、世田谷区))徳川家の家臣団の家(八王子市)など。
民家の中でも格式の高い造りとなっています。
土間までは入る事ができます。
ここにも秋の装いが🌾
台所になるのでしょうか。
常盤台写真場
三井八郎右衛門邸
港区麻布三丁目
蔵は1784年(明治7年)
客間・食堂部分は1897年(明治30年)頃、京都に建てられたのちに港区へ移築。
主屋は1952年(昭和27年)※東京都指定有形文化財
歴史的な格式高い建物をみてため息ばかり出てしまいますが、あっという間に
センターゾーンへと移っていました。
旧自証院霊屋
新宿区富久町
1652年(慶安5年)※東京都指定有形文化財
センターゾーンにはまだまだ、たくさんの立派な建物がありますが、全ての写真を紹介するには数が多すぎるので、この辺で一番身近に感じられる庶民に馴染み深い建物ゾーン(東ゾーン)へ行ってみたいと思います。
都電7500形
子宝湯
千と千尋の神隠しで登場する銭湯のモデルとなっているそうです。
中に入ってみました!
足立区千住元町1929年(昭和4年)
入浴料金が安い😀
そのわりに5歳以下が6円と、乳幼児からもしっかり取るのですね(^^;
シャワーもあったんですね!
丸二商店(荒物屋)
大和屋本店(乾物屋)
港区白金台四丁目1928年(昭和3年)
鰹節は、このように売られていたのですね。
万徳旅館
青梅市西分町(江戸時代末期~明治時代初期)
仕立屋
文京区向丘一丁目
1879年(明治12年)
写真中央は万世橋交番(千代田区神田須田町一丁目:明治後期頃)、右側の建物は
(小さくて見えにくいですが、右端の階段上がったところです)上野消防署(台東区東上野五丁目:1925年大正14年~1970年昭和45年)
最後まで見て頂きましてありがとうございます。
ノスタルジックな世界を堪能していただけましたでしょうか。
これからもずっと大切に残していってもらいたい古き良きもの。
不思議と心が惹かれて、昔の生活に思いを巡らし懐かしんでしまえるような場所です。
皆様もどうぞ足を運んでみてくださいね♪
それでは、素敵な日曜日を😊✨🍀